Are you ready? Are you a baby?

前回は表語文字の漢字を使った中国語のタイトルでその奥深さを紹介しましたので、今回は表音文字を使ったタイトルでその楽しみ方を紹介したいと思います。

今回の英語タイトルを表語文字に自動翻訳した場合、その面白さが理解できないはずです。

英語など表音文字は「発音が似ている単語を並列することで、ひとつの近似音に対して2つの意味を持たせて、印象を強める効果が狙える」という特徴があります。

タイトルの意味

1.準備はできましたか?

2.あなたは赤ちゃんですか?

これを表語文字の日本語で見ても、2つの意味に何の関連性を見出すこともできません。

そこで、発音記号[rédi] と[béɪbi]を並列してみると、子音のeとiが共通していること、つまり発音が似ていることが分かります。

表音文字には聴覚を活用し、視覚を活用する表語文字とは異なるユニークな文化が栄えるわけですね!

さて、ここからタイトルの本題に入ります。

目次

Are you a baby?

何か新しいこと、外国語の学習とか、人として生きる道の探求などを始めるとき、心の準備が整っているならスムーズに進められます、つまり「Are you ready?」ですね。

でも「いったい何をどう準備すればいいのか分からない」ことも多いです。

私がよく使ってきた方法は「Are you a baby?」の方法です。

私が中国語を学習し始めたとき、それは会社費用負担による会社からのミッションとしてでした。まだ何も話せないのに中国現地の学校に派遣され寮生活をしながら授業を受けるというものでした。

当然、成果を期待される緊張感を伴うミッションでした。

いま思い返せば、その時に私が採用した方法は、インディゴチルドレンらしい「先入観を取り払い、固定観念を打ち破った」斬新な方法をハイアーセルフから与えられたものです。

自分ではなぜだか分からないが、「赤ちゃんになったつもりで中国語に接してみよう!1か月間は授業に出席せずに、寮のマイルームに閉じ籠って[発音だけ]を練習しよう!」という方法でした。

途中、つらくなって泣きそうになったり、この方法を放棄してクラスメイトたちと一緒に授業に参加しようと何度も思いましたが、ハイヤーセルフが許さなかったのでしょうね、思い止まり、1か月間発音だけの集中特訓を終えて、授業に参加しました。

クラスメイトたちに比べて授業には1か月遅れているので、追いつくことが可能かすら分かりません。

先生にとって私は珍しく授業に参加してきた新参者、興味が湧いたのでしょうか、私を指名して、教科書の1節を音読しなさいと指示しました。

私は文法について全く知識がありません、ただ特訓をした発音記号を辿って発音しただけです。

指示された範囲を音読し終えると、先生が驚いた表情をしてルームメイト全員が見ている前で私に向かって「あなたの発音は素晴らしい!中国語の天才だ!」と言いました。

先生よりも驚いたのは私です!

発音の他に何も学習努力していないことを知っているからです!

文法レベルの低さが露呈するのを恥ずかしいと思っているくらいなのに!なぜ!?

このことがあって以来、中国語の学習時も「理解できない不思議な自信」に包まれ、発音の良さが基になって中国現地の人たちからも歓迎され、中国語を使った交流兼学習がスムーズにいった経験があります。

その後、何か新しいことにチャレンジするときや、「自分は何者か、私の使命は何か」探求するときにも「Are you a baby?」、「子供になって先入観を捨て、周囲を気にすることなく、好奇心に任せて進もう!」ということを重視しています。

人間の思考や学習にとって最大の障壁となるもの、それは実は「成人するにつれて形成される」先入観・固定観念です。

驚異の学習能力…幼児期に「多くの情報」を与えるメリット

効率の良い学習方法や自己探求の方法は人それぞれ違っていて、これがベストだと言うつもりはありませんが、多くの人に当てはまるヒントになるのではないでしょうか。

なにかに行き詰ってからでもいいです、現状を打開するためにでもいいです。

何か新たに始めるときでもいいです。

英語ができなくてもいいです、表語文字だけに頼らずに、

Are you ready? Are you a baby?

を音で捉えてチャレンジしてみませんか!?

あなたのハイアーセルフはあなたがベビーになって恐れずに感性に任せて進むことを待っているのかも知れませんよ!

[Music] When You’re Ready 

Räfmät for Better Place..(礼!

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