ベジタリアンからブレサリアンへ|人はプラーナだけで生きられる!

ブレサリアンという人たちを知っていますか?

ベジタリアン(肉や魚などの動物性食品を食べない人)やビーガン(さらに、乳製品や卵も摂らない人)というのは知る人も増えて、人口も増えてきていますけれど、「何も飲食せずに呼吸だけで生きている人」がいるそうです。

最近ではベジタリアンもいくつかの種類に分けられるそうです。

何も摂食せずに生きる人は、呼吸しかしないからブレサリアン(呼吸する人)ということですね。

では、ブレサリアンは何を摂取して生きているのでしょうか?

目次

ブレサリアンはプラーナだけで生きる

ブレサリアンはプラーナを栄養として体内に取り入れて生きているそうです。

プラーナ(: प्राण、prāṇa)-wiki

サンスクリット呼吸息吹などを意味する言葉である。日本語では気息と訳されることが多い。
インド哲学では、同時に人間存在の構成要素の1つである風の元素をも意味している。そして生き物 (すなわち息物) の生命力そのものとされ、やがてその存在はアートマンの根拠にまで高められた。

これだけでは分からないので、プラーナで生きている有名な人を紹介します。

食事を摂らずにプラーナで生きる「不食の世界」/ジャスムヒーン

ジャスムヒーン-wiki

1957年オーストラリアに拠点をもつ、プラーナ栄養者(固形食を摂取しない)、不食者(ブレサリアンInedia)。1990年代、世界的にプラーナ太陽光栄養の実践者として活動。著作、講演録等をウェブサイトで販売している。

以下は、リンク元のジャスムヒーンさんへのインタビュー内容から抜粋して紹介します。

彼女は今では、楽しみとしておいしいコーヒーや水を飲みますが、必要な全ての滋養はプラーナというエネルギーの流れから取り入れます。それはマナ、宇宙粒子、生命力などとも呼ばれています。

彼女は気食者を目指したことは一度もなく、瞑想やその他の霊的修行の日々を送る中で自然に可能になった。

1993年、彼女は霊的印心(悟りのためのスピリチュアルな通過儀礼「光で生きる21日間プログラム」)を受けた。

彼女はまた[錬金術]に興味を持っていました。真の錬金術とは「自らの低い意識であるエゴと高い意識である至高の真我が神聖に結ばれ、統合すること」。それが動機でプログラムを受けた。

それ以来、彼女の振動は変化しました。通常とは異なるエネルギー状態になり、食欲がなくなりました。肉体は空腹にならず、感情的にも精神的にも霊的にも空腹感がなくなりました。

彼女は、イエスが言ったように「神の王国はあなたの中にある」と感じています。

彼女は言います、

「心を開いているなら、流れ込みます。ですが、活性化する必要があります。流れ込むように集中すべきです。」

「あなたには選択肢があります。食べ物を食べることは素敵なこと、風味も素晴らしいし、人付き合いにも最適。でも別の方法で食事をすることもできます。精神を集中させ、神の本質をあなたの中に呼び込むのです。純粋で完璧な力を開花させるような生活を送ることで、贈り物を受け取ることができます。」

「ただ、完璧な導師である内面の神の声を100%信じることができないなら、あなたはまだ準備ができていないのです。」

「不食でなく、ビーガンになり菜食になると、精神が明瞭になり、瞑想を行うときも脳波パターンが変わることがわかります。体はより健康的になり、より多く肉体が使えるとわかります。ビーガンや菜食は利益が多いとわかります。」

ブレサリアンに感化され不食となった秋山佳胤

秋山氏は、ブレサリアンに感化され、初めは1日2食の生活を始めて様子を観察していたところ、「食べなくても大丈夫そうだ」と感じたため、その後、不食の生活をするようになったそうです。

彼はホメオパシーの医学博士でもあり、自身の健康状態観察もできたところが成功につながったと思います。

彼は「食べる量を減らすと頭が冴える」と言っています。

たくさんの人を紹介しきれませんが、ブレサリアンは現在、世界で4万人以上いるそうです。

ブレサリアンは腸内環境が違う!

人はプラーナ(光)で生きられる

上のリンク元に他の不食者たちが紹介されていますので、興味のある方は参考にしてください。

ブレサリアンと普通の人との違いのひとつは腸内環境にあるそうです。

超小食者の腸内細菌

通常なら人間の腸内にはほとんどいない細菌がいたり、特定の細菌が普通の何倍もいたりするのだ。
 その代表的な例が、クロストリジウムという細菌だ。普通なら腸内細菌の0.1 %を占める程度なのに、森氏の腸には9.8 %も見られる。100 倍近い数字だ。クロストリジウムは、食物繊維を分解してエサにしながら、腸内にあるアンモニアからアミノ酸(タンパク質の構成要素)を作りだす。実はアンモニアには、タンパク質の材料となる窒素がかなり含まれている。クロストリジウムなどの細菌は、その窒素からアミノ酸を作りだす。いわば、捨てるはずの「カス」を再利用するのだ。このような細菌は、「アンモニア利用細菌」と称されるという。

体を動かすエネルギー源は、ケトン体

この外、体内環境にも違いがあるそうです。

体を動かすエネルギー源:ケトン体

尿中に「ケトン体」が多く含まれていることが分かった。ケトン体とは、アセト酢酸、β―ヒドロキシ酪酸、アセトンの総称。脂肪酸やアミノ酸が体内で分解される時に生じ、エネルギー源として使われる。このケトン体が尿中に多いということは、体内にも多いということを意味する。
ケトン体は優秀なエネルギー源のようだ。これをフルに活用すれば、太ることもなく、常に頭がさえ渡り、短時間の睡眠で満足でき、持久力も高まるという。
 そのためには、ブドウ糖の元になる糖質を摂取しないことがポイントとなる。糖質を摂らなければ、ブドウ糖の血中濃度が低くなり、エネルギー源が不足する。それを補完するために、肝臓に蓄えられていたグリコーゲンからブドウ糖が生成される。だが、これは半日もたたずに尽きてしまうので、今度は筋肉のタンパク質からブドウ糖を作る。
 これが切れると、ようやくケトン体回路のスイッチがオンとなる。肝臓でケトン体の生成が始まり、血中に供給される。これが細胞に取り込まれ、エネルギーに変換されていく。
 なお、ケトン体から産出されたエネルギーは肝臓を除くほぼ全ての臓器と骨格筋で、エネルギーとして活用されることが分かっている。ちなみに、脳のエネルギーとなるのは、ケトン体の中でも、β―ヒドロキシ酪酸だ。興味深いことに、これが脳内に取り込まれると、α(アルファ)波の出現率が高まることが、東北大学の研究チームによって確認されている。
 脳波がα波の状態になると、β―エンドルフィンという神経伝達物質が分泌される。
 この物質は、幸福感の増大、脳の活性化、免疫力の向上等をもたらすといわれている。

一般人が参考にできること

以前の記事にも書きましたが、食事の回数や内容を大幅に変更することは、健康へ急激な変化をもたらす危険も伴いますので、慎重に行うべきだと思います。

今回の【ブレサリアン】についての内容をヒントに、少し食事について見直し、できる範囲で参考になることを自分に合うか試してみるのはいいと思います。

私は、肉はあまり食べず、完全ではない菜食をしていて、朝食は摂らず、1日2食の習慣を続け、状態は非常に良いと実感しています。

なにかのタイミングで将来、1日1食生活や不食を試すかもしれませんが、今のところ予定はありません。

「1日3食」や「1日3食プラス間食1回」が「常識」と思っている方は、この記事がその価値観を少し変えるきっかけになれば、それだけでもいいと思います。

食べていないとき、一定時間を経過した後に「腸内や肝臓から、現代人の常識を覆すような体に有益な物質が分泌される」ということを知っただけでも「食べなければ栄養が摂取できない」という今までの先入観を少し変えることができるでしょう!

あなたはあなたのペースを守り、あなたのタイミングで変化へトライしてみてはいかがでしょうか?

私からのアドバイスは、「現代の常識を愛するよりもあなた自身を愛しましょう!」

ブレサリアン

【Music】Love Myself 🎧

Räfmät for Better Place..(礼!

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