人に虐待され、殺されるために生きる鳥たち

人類に食べられる目的で飼育されている食用の鳥たちの悲惨な生涯についての動画を2つ紹介します。

目次

鶏肉用ブロイラー種の生涯

国産鶏肉の一生 産まれてから屠殺まで

要約

  • ブロイラーとは食用に改良された鶏の品種で、立つのも不便なほど肉付きが良い。飛べないどころか、まともに歩けないほど。
  • 通常の鳥は成鶏4~5カ月かかるが、ブロイラーは40~50日で成鶏の大きさにまで達する。
  • 成長が速く、肉とそれを支える足のバランスが悪く、多くの雛の足の裏は炎症を起こしている。
  • 大量に飼育されるが、病気や怪我に対して治療は行わない。
  • 出荷される頃には歩行障害の雛や、自力で起き上がれない雛が目立つようになる。
  • 養鶏場で息絶えるか、屠殺場で殺されるか、雛にはその二つの選択しか許されていない。

フォアグラ農場の実態

2019年にフランスの金賞をとったフォアグラ農場の実態

フォアグラ動画要約

  • ペイルーズ農場のフォアグラは2019年、フランス農業省から金賞を受賞した。
  • フォアグラ用鴨も雛は孵化器で生まれる。
  • 雄の鴨だけが強制給餌される、雄鴨のくちばしは焼かれる。
  • 雌は分別されて、取り除かれ、捨てられ、餓死か圧死する。
  • 雄の鴨は何週間か育てられてからポンプで強制給餌される。
  • 強制給餌により、鴨たちは栄養過多になり、あえぐことになり、また下痢も起こす。
  • 栄養過多なほど強制給餌することにより、肝臓(フォアグラ)は通常よりも大きくなる。
  • 屠殺工程へ入れるとき、鴨は生きたまま吊るされ、電流の流れる水の水槽に投げ込まれて息絶える。
  • その後、血を抜かれるが、中には意識を吹き返す鴨もいる。

人類が引き寄せ、引き起こす惨劇

このような飼育の実態を知ったら、鶏肉やフォアグラに対する食欲は影響を受けるものだと思います。

知らない理由には以下のようなことが挙げられます。

  • 無知:情報不足、実態を知らないこと
  • 無関心:食品が出荷されるまでの課程を知ろうともしないこと
  • 完成された商品や調理加工された食材だけを見て、食欲が湧いてしまっていた。

畜産業や食品加工業は、このような酷いことを行っているわけですが、それらは需要を満たすため、つまり消費者の欲望を満たすために、効率化や食材最大化の工夫を行っているのです。

誰も買わなくなれば、食べなくなれば、このような虐待は無くなります。

今回は、鳥について例を挙げましたが、豚や牛、羊なども同様のことが起こっています。

それらは鳥よりも大きい動物なので、実態動画の内容は鳥よりも大きなインパクトを持ちます。

恐怖を感じたときの泣き声・叫び声も大きいです。

人類が作り上げた社会システムは人類で変えられる

すぐに、食習慣を大きく変えることは難しいかも知れませんが、このような情報を参考に、少しずる食習慣や購買行動に変化をつけていく人が増えれば、動物を虐待する現代社会の光景が変わることでしょう!

動物を食することについて、見つめなおし、大切な人たちと価値観を共有していけるといいですね!

【Music】I Belong to You 🎧

Räfmät for Better Place..(礼!

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