今回は、肉食人類にとっては耳が痛くなる話題かも知れません。
世界には畜産業に従事し生計を立てている人も多くいます。
私は畜産業従事者や飼料生産者へ攻撃する意図は全くありません。
人類の価値観や考え方を改善したいという一般的な目的です、どうかご理解ください。
世界には様々な気候・風土・環境があり、動物の肉や乳、或いはそれらの加工品を摂取しなければ、人の生存にとって大変不利な条件の土地があることも理解しています。
そういった人命の危機に関わる問題には私は触れず、豊食に該当するような人類の食生活、プロパガンダ、動物の死の現場からを隔離することによる意識操作、有害物質の摂取による発病・医療ビジネスなど「知識を得て、知っていれば避けられる、欲望の暴走社会」に対して再考を促し、自然環境を改善しながら人類の意識向上を図りたいと考えます。
肉を求めることによる資源枯渇
肉を求めるときに自然資源がどれだけ消耗するか把握されていますでしょうか。
(リンク記事の要約)
肉食は非常に非効率的な(人の食料を減らしてしまう)食糧消費です。
牛肉
牛は11キロカロリー分の穀物をたべて、1キロカロリーを作り出します。
つまり、牛肉1キロを作るために、11キロの穀物を必要とします。
(個体差、温度差によってもっと少ないことも多いこともある。牛肉1キロに10~30kgの穀物が消費されている)
豚肉
豚は7kgから肉1kgを作り出します。
しかも、豚の体重の半分以上は、骨や血、内臓など人間が食べることが出来ない部分。
次に、水だけに焦点を絞って見てみましょう。
(リンク記事の要約)
バーチャルウォーター(仮想水)とは、食糧や畜産物を輸入する国が、本来自国で生産した際ににかかる水の量を計算した数値。
トウモロコシを1kg生産するのに必要な水の量は1,800リットル。
牛肉1キロあたりに必要な水の量は20,000リットル。
ハンバーガー1つにかかる水の量は2,000リットル。
ラーメン1杯には1,000リットル。コーヒー1杯には210リットル。
2005年に日本が輸入したバーチャルウォーターは、約800億立方メートル。
東京大学の研究によれば、お風呂などの生活用水の約8倍の水が食料の生産に使われている。
「肉は環境にも健康にも悪い」という主張はすでに国際的な同意がある
肉税- 環境にも健康にも悪い「肉」には課税を
(リンク記事の要約)
世界各国の政府が肉および加工肉に税金を導入することを提案している。
肉税により医療費172億ドルを相殺し、更に年間20万人以上の死亡を予防することができる。
英国の著名な弁護士のマイケル・マンスフィールドは自然を大規模に破壊する行為は「エコサイド(環境・生態系の破壊)」の罪として裁かれるべき」と訴えている。
デンマーク、スウェーデン、ドイツ、中国、オランダ、ニュージーランドで、動物性タンパク質に何らかの課税を使用という議論が起こっている。
The Livestock Levy: Progress Report 30th June 2020
持続可能な社会に向かって世界は動いており、あらゆる面で「持続可能」から遠いところにある畜産業への風当たりは強くなっています。
西ヨーロッパのいくつかの発展した市場に先導される、「政策」をつかって赤身肉の消費を阻止するという考えは、まだ初期段階にあるが、今後数年間にわたって食肉業界に砂糖税と同様の規制をしようとする高まりが想定される。
台湾やルーマニアの「ジャンクフード税」、ハンガリーの「ポテトチップス税」。アメリカのいくつかの自治体、メキシコ、フランスなど多数の国が「砂糖」に税を課しています。
(リンク記事の要約)
「肉」の悪行はアルコールや砂糖をはるかにしのぐ
健康を害し地球を破壊し動物を監禁して殺します。
肉税の導入は多くのメリットを産みだす可能性があります。
国民の医療費は年々増加し、地球温暖化は世界を揺るがす大問題となっており、さらに畜産は2050年までに年間1000万人を殺すと言われる抗生物質耐性菌の温床とも言われています。
FAO(国連食糧農業機関)は、世界の食肉消費はこの先2050年までにさらに73%増えるだろうと予測しています。
肉税の導入を真剣に議論しなければ、何もかもボロボロになるかもしれません。
(リンク記事要約終わり)
現代社会では、食用の家畜を屠殺する現場、悲鳴や命が途絶えていく場面を消費者から隔離してしまっていることも、人類が物欲・食欲を抑えられない原因だと、私は感じています。
この記事には貼りませんが、牛、豚、羊などが屠殺される動画を見ることも、良い教育になると感じます。
肉食したい人は屠殺動画を探してどうぞ見てください。それを避けていると、人間性が失われていくのです。
人が動物を食べようとしているのなら、その動物から逃げる必要は無い、正面から見るという責任感をどうぞ養ってください。
肉を食べる前、食べたいと食欲が湧いてきたときに、毎回自分で屠殺することを想像できれば食欲が湧きますか?
インディゴチルドレンはこうしたエンパシーが強く、普段動画を見なくても想像できてしまうのです。動物たちの悲しみも感じてしまうのです。
子供や孫たちに、動物の命が途絶える現場を紹介してあげるのも大切な教育だと感じます。
「生命の死」から遠ざけられると、命の重さを感じる機会を失い、欲望という低い次元の世界が増幅します。
その社会システムも誰かに仕掛けられたのです。それを知って対処しないと知的生命体としての命に対する思いやりを失い、精神性が失われていきます。
決して「肉食はビジネスで努力したご褒美」などと、自分の良心を騙し通してよい問題ではありません。
「屠殺は学校成績の悪い人が低い報酬のために行うこと、分業の進化だ、自分とは関係ない」と責任から逃げて、それでなにもかもうまくいく世界ではありません。
加工肉だと製造者による人為的な偽造を行い易いというリスクが高まりますね。
加工牛肉には時々人肉や馬肉が混入していることは、みんさんご存知ですよね?
下のリンクにはグロテスクな画像があります![閲覧注意!]
マクドナルドの食肉工場で見つかった人間の肉(削除されました)
動物にも人間にも集合意識が存在し、全体へ影響を及ぼしています。
牛肉100%を盲信して人の子供の肉を食べさせられていませんよね?
人の集合意識はそれを知っていますよ!
このような事態を単に被害者意識だけで済ませるだけではよくありません。
これは人類が肉を求めたその欲望に対する見返りと認識することも重要です。
すでに宇宙元旦を迎え、世界の意識が急激に上昇している今、動物や自然環境との関わり方を見直して、健全な今を母なる大地と過ごしていきましょう!
【Music】主の祈り 🎧
Räfmät for Better Place..(礼!
コメント